中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

何度も登った地元の山。今年も登れることが嬉しく、「親業」を学んで成長した姿に気づくことができました。

1月2日は、地元の山に登った。

 

膝を悪くしていた母も、

 

手術後、数年経って、

 

久しぶりに一緒に登ることに。

 

「大丈夫なの?」

 

私はかなりびっくりした。

 

 

母は登る気満々!

 

 

おやつやおにぎり、

 

お茶をリュックに入れて、

 

8人で出発。

 

 

低い山とはいえ、登るのは一苦労。

 

小さな子どもたちは走るように登り、

 

母や私、社会人になった子どもたちは

 

母に合わせて休み休み。

 

 

最後尾の私は、

 

みんなの登る姿を見上げ、

 

またこんな日が来るなんて

 

と嬉しくなった。

 

 

落ち葉に足を滑らせ、

 

栗のイガイガにも負けず、

 

急な登り道をなんとか最後まで。

 

 

 

あー、気持ちいい!

 

長男が小学低学年の頃、

 

私「高いところまで登ったね。」

 

長男「この山より、海のほうが深いよ」

 

と言って驚いたのを思い出す。

 

 

そんな長男が初めて

 

「高いところ、怖い」

 

といった。

 

「早く下りたい」

 

 

今まで、そんなこと言ったことなかったのに。

 

その横で、

 

妹は「高所恐怖症」がうまくいえず、

 

子どもたちは爆笑。

 

 

長男は、怖い気持ちが

 

だんだん大きくなるのか、

 

どんどん不機嫌に。

 

 

私「初めてだね。

 

成長だね。

 

どうしたい?」

 

 

長男「一人で下りていい?」

 

 

みんなに聞いてみる。

 

 

この山を一人で下りようなんて、すごい。

 

 

怖がりの娘には絶対にできないことだ。

 

 

私「いいよ」

 

 

長男は一人で山を下りていった。

 

 

残ったメンバーは「お菓子隠しゲーム」。

 

頂上のあちこちにホームパイや、

 

焼き菓子を隠して、探す。

 

お菓子を見つけても、

 

欲しい種類じゃなかったら、

 

そっとしておく。

 

 

やっぱり食べたいと思って戻ると

 

もうなかったり笑

 

 

姉家族が教えてくれたゲーム、

 

とっても面白い。

 

 

 

おやつも食べて、

 

そろそろ下りようかな。

 

 

「長男が帰ってきたよ」

 

とお留守番組からライン。

 

よく一人でがんばったな。

 

 

 

もし、「親業」を学んでなかったら。

 

 

 

山が怖いという長男に

 

 

「何度も登った山じゃん!

そんなに高くないし、怖くないでしょ。

大丈夫だよ!」

 

と声をかけ、

 

不機嫌な長男に

 

「みんな遊んでるんだから、

 

一緒に遊びなよ。

 

一人だけ下りるなんて、わがままだよ。

 

みんなに合わせなきゃ。」

 

 

 

と言っていたはずだ。

 

 

 

「親業」を学び始めて、

 

破壊的な会話にならないように

 

気をつけるようになり、

 

長男の気持ちを受け止め、

 

長男が自分の気持ちを言葉にし、

 

みんなにこうしたいと伝えたことを

 

褒め、

 

一人で山を下りる凄さを

 

認めることができた。

 

 

この山に登り、

 

見晴らしのいい景色を眺め、

 

海のほうが深いと言った長男。

 

 

今回はまた違う成長を見せてくれ、

 

私も少し成長した自分を

 

見つけることができた。

 

 

 

同じ山に何度も登ること。

 

 

母の勇気、

 

長男の成長、

 

自分の成長。

 

 

 

また来年も登れるといいな。