人との出会いって、
大人になってからも、
子どものときも、
自分の生きる指針になるなって。
昨日、角野栄子先生のことを書いて、
色々思い出したことがあって。
みなさん、小津安二郎って知ってますか？
世代的には、もう少し上なのですが。
小津安二郎は、映画監督です。
「東京物語」が有名かな。
その小津安二郎の
映画プロデューサーをしていた
Ｙさんのお話。
このＹさん、
もうご存命ではないのだけれど、
私が20代の頃、お仕事で
とてもお世話になりました。
私の職場にいらっしゃる前は、
松竹の会長さんをされていて。
職場に岩下志麻さんから電話があり、
Ｙさんへ取り次いだことも。
松竹の会長って、すごくないですか！？
めちゃくちゃ偉くないですか？
それなのに、Ｙさんは、
全く偉そうにしない方でした。
Ｙさんの周りは、
気さくな方ばかり集まっていました。
みなさん、名のある方ばかり。
そんな様子を拝見し、
本当に本当に偉い人は、
こんなにも腰が低く、優しく、
謙虚なんだ、
と知りました。
それからは、
偉そうにしている人を見ると、
なんとも情けなく。
自分で演出しなくても、
本当に偉い人は、オーラが違うんですよ。
偉い人って、
奢ってる人や、偉そうな人、
じゃなくて、
多くの人に慕われる人。
だから、多くの人の上に立つ人、
なんだなと思います。
人生の大切なこと、
たくさん教えて頂いて。
思い出すのは、
優しいにっこり笑顔です。
立場的に、親は子どもより上。
偉そうにせず、
謙虚に優しくなれてるかしら。
