中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

9回裏、2アウト満塁、フルカウント。甲子園1打逆転のピンチ。信じられるのはこれまで積み重ねてきた力。1球の重み。ピッチャーの親の思いが、今までと違って想像できた話

私の勉強が一区切りしたので、

お昼ごはん。

ふとテレビを付けると、

 

甲子園

明豊 vs 北海

 

9回裏

7対6

ツーアウト1、2塁。

ボールカウント3、0

 

 

息を呑む。

 

ボールカウント3、1。

 

あとボール1球で満塁。

 

あー、4ボールーーー!

 

2アウト満塁。

 

サヨナラ回になるか。

 

ピッチャーの顔のアップが写る。

 

真っ赤に焼けて、

汗や土に汚れて。

 

ストライクが入らない。

カーブが浮く。

 

ボールカウント2、0

 

ファールを打たせて、

カーブが浮いて、

フルカウント。

 

ピッチャーは首を横に降る。

 

9回裏

2アウト満塁

フルカウント

1点差

1打逆転

 

次がボールなら押し出しだ。

 

ピッチャーのアップが写る。

 

「この子の親はたまらないだろうな」

 

もし私がこの子の親なら、

生きた心地がしないだろう。

 

と思ったが、いや、違うか。

 

この子の親は、きっと信じてるんだ。

 

甲子園へ行くまでの練習量、

ピッチャーを任される責任感、

何度も味わってきたプレッシャー、

 

揺るぎないもの。

 

不安になることはないんだ。

ピッチャーの顔がさっきより

たくましく見えてきた。

 

テストだって、受験だって、

これから色んな試練があると思う。

 

究極に追い詰められた時、

信じられるのは、

自分の積み重ねてきた力のみ。

 

そんなことを教えてくれた甲子園。

 

思い立って急いで

ブログを書いてる間に、

 

10回裏に逆転負けしてた。

あの時、あの1球が決まっていたら。

 

あの時、あの1問が正解なら。

 

その1は、これまで積み重ねてきた

実力にかかっている。

 

甘くはない。