中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

書きたい体験を選んでから、本を探して、読書感想文書いてみた!目から鱗の「書きたい経験から探す逆算読書感想文法」ー実践編②体験を活かせる質問を考える

目から鱗の「書きたい経験から探す逆算読書感想文法」ー実践編②体験を活かせる質問を考える

 

やっと書けました!

 

読書感想文の親のサポート。

 

親がするサポートは2つ

 

①体験を活かせる本を探す

②体験を活かせる質問を考える

 

①は過去ログで書かせてもらいましたhttps://momoradix.com/entry/2023/07/31/115926

 

今回は②の

「体験を活かせる質問を考える」

について。

 

ポイントは、4つ。 

「内容の要約に繋がる質問」

「自分と似てるところ、に繋がる質問」

「知識に関する質問」

「自分の意見に繋がる質問」

 

ひとつずつ紹介します。

子どもの回答は口頭で。

 

まずは1つ目。

内容の要約に繋がる質問

 

Qどんなお話だった?

Qどこがいいな、すごいなと思った?

Q一番いいな、すごいなと思ったところは?

 

 

「自分と似てるところ」に繋がる質問を

色んな角度からする!

 

Q自分と同じ考え方の人はいた?

Qどんなところが似てた?

Qどうして似てると思ったの?

Q自分と同じ経験をした人はいた?

Q自分と同じ立場の人はいた?

Q自分と似た環境で育った人はいた?

Q自分と同じことに興味を持っている人はいた?

 

こんな感じかな。

どんなところが似ているのか。

特に考え方が似ている、

という質問はしっかり聞きたいところ。

自分の境遇と似ているというのも、

大切な質問。

 

続いて

3つ目

「知識に関する質問」

この本の中で、

Q自分が知っていたこと

Q自分が知らなかったけど知れたこと

Q自分が知らなかったから

調べてみたいこと

 

知らなかったから、調べてみたいこと。

これを調べて、新たな知識が得られ、

そこから自分の考え方や意見が持てると

最高にいい。

 

最後の4つ目

「自分の意見」に繋がる質問

 

Q感想文を書いて、誰に読んで欲しい?

Qどうしてその人に伝えたいの?

Qその人にどんなことを伝えたい?

Q一番伝えたいことは何?

 

ここがクライマックス!

自分の意見を

具体的な誰かを想定して伝える。

そうすると、誰が読んでもリアルに感じられる文章になる。

 

4つの質問群の答えの中から、

子どもが興味を持って話してくれる回答

スラスラ話してくれる回答

具体的なイメージがつかめる回答

 

を選ぶ。

1〜4、それぞれ全ての回答を選んでも、

いくつかに絞っても。

すべての回答を選ぶと、バランスのいい感想文になりやすいし、いくつかに絞って、

深めていくのもいい。

 

このQ&A 作業は、子どもがお利口さんにならないのが大切。

いい子ちゃんの正論なんて、つまらないから。

本音で、リアルなものがいい。

 

アンパンマンよりバイキンマンが好き、

意地悪したくなる気持ち、わかる、

自分のこと嫌いって悩むの、一緒、

友だちを裏切ったことがある、

 

そんな今の自分がいたら、

そのまま親は受け止める。

決して、

お友達に意地悪するなんてダメでしょ!

自分のこと、嫌いなんて悲しい。

お友達を裏切って、反省してるの?

 

なんて言ってはいけない

 

回答が選べたら、

あとは、それを、子ども自身が

文章にしていく。

 

ここは、親ではなく、子どものする仕事。

子どもらしく、背伸びしない、

文章を書くように。

 

スマホやパソコンで書いてもいいし、

鉛筆で書いてもいいし。 

スマホのメモの音声入力機能は、

すごく楽でオススメ。 

 

スマホやパソコンで書いたら印刷。

 

それぞれの質問ごとに切る。

 

どう並べたらいいか、

子どもと一緒に考える。

 

色々試して、納得いったら、

あとは字数調整。

私はスマホに音声入力したテキストを

パソコンのワードに落として、

文字数カウントして、

娘に文字調整させて、

最後に原稿用紙設定にして印刷。

とちょっと手厚い。

まだ小学生だけど、Chromebookのおかげで、

入力や修正作業がスムーズなのはすごい。

 

ここまできたら、

原稿用紙に写すだけ。

 

丁寧にね。

 

これで、読書感想文が完成。

 

「早く書きなさい!」

「どう思ったの?」

「もうママが書くよ!」

 

なんて争いはしなくていい。

 

お話しながら、

子どものリアルをよく知る

いいチャンスだと、親子で楽しめるといいな。

 

読書感想文、と聞いて、

「あー、やだな」

 

ではなくて、

 

今年の夏は、

「子どもとお話、楽しみ」

 

と思えるといいな。

 

これで実践編は終わりです。

 

シリーズ化できるように、

私と読書感想文のお付き合いは

まだまだ続きます!