同じ本を何度も読み聞かせるといい、
とよく聞くが、
同じ場所に何度も行くのもいい。
カブトガニセンターという、
天然記念物の博物館がある。
娘と妹は小さい頃から何度も何度も
ここを祖父と訪れている。
私の父が幼い頃、カブトガニは漁の邪魔をするだけの、有害な生き物だったそうだ。
それが、今では天然記念物。
青色の血液から、
人間に有用な薬を作る研究も
盛んに行われている。
娘が小さかった頃は、海に面した塗り絵コーナーから動かず、
少しずつスクリーンのクイズコーナーにも参加できるようになり、
カブトガニが、
「ただの気持ち悪い生き物」だったのに、
その貴重さにも
気付けるようになっていった。
ゆくゆくは、
「カブトガニの血液がどうして青いのか」と、自分から研究したいと思えるといいな、と見守り中。こんな本もあるよ↓
今回は、娘からこんな写真が送られてきた。
小さな頃は、
博物館に隣接する恐竜公園の、
この池の前が通れなくて、
遠回りして博物館に入ってたよね。
それが、スマホで撮影して、
送ってくるくらいに成長かぁ。
企画展では、ナマコやヒトデを触ったらしい。
海育ちの祖父が、色々解説している動画も送られてきた。
水槽を覗いて大興奮の妹
「おじいちゃん!これ見てみて!
すごいよ、小さなイカ!ヒゲが生えてる!!」
娘も
「あー、本当だぁ!」
と動画のアップ。
祖父
「エビじゃな」