中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

「魔女の文学館」へ娘と。角野栄子先生の世界を、隈研吾氏の空間で楽しめる素敵なところ!みなさんもぜひ!

今日、妹と「魔女の文学館」へ行ってきました!

 

 

「魔女の」とあるけれど、

 

ジブリの「魔女の宅急便」の

 

ネームバリューではなく、

 

アンデルセン賞(小さなノーベル賞)を

 

受賞した角野栄子先生に

 

敬意が払われている、

 

素敵な文化施設でした。

 

 

受賞した際の選評に

 

「角野の描く女性たちは

ひときわ自立心が強く、大胆だ。

どんな困難に出会っても、

忍び寄る自己不信にとらわれることなく

対処法を見つけていく。」

 

とありました。

 

 

まさに、角野先生そのもののよう。

 

 

ここは、文学館というより、美術館のような、しかけがたくさんある素敵なところでした。

 

 

隈研吾氏の居心地満点の空間で、

 

角野先生の絵本をたくさん読んだり、

 

おいしいランチを食べたり、

 

角野先生ポストにお手紙書いて出したり、

 

とっても楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

「リンゴちゃんのおはな」絵本のなかで、

 

こんな場面に出会いました。

 

 

 

リンゴちゃんと、マイちゃん、

チャンピオンくんの3人が

お母さんにもらった種を植えます。

 

リンゴちゃんの芽は

マイちゃんのより小さくて、

世界一自分がかわいいと思っている

わがままなリンゴちゃんは、

芽をにらんでしまいます。

 

花になっても、

マイちゃんのより小さいと、

リンゴちゃんはきびしくて、

にらんでばかり。

 

とうとう花は逃げ出してしまいます。

 

 

本文より

 

「リンゴちゃんは、おこりたくて 

たまりません。

でも、また おはなが にげて どこかへ 

いっちゃったら、たいへんです。

 

だって、まいにち おみずを やって、

だいじにしてきた 

たからものですものね。

リンゴちゃんは、おこりたいのに、

おこれません。

にらみたいのに、にらめません。

リンゴちゃんは、いっしょうけんめい

がまんしました。

めから ぽつん。

なみだがひとつ、おちてきました。」

 

前に、松江塾の齋藤先生が、

 

子育ては種から花を咲かせるのと同じ、

 

みたいなことを書かれていて。

 

記事が探せず。

 

 

誰かと比較して、

 

劣っていたら、認めてあげない。

 

圧力をかけて、

 

どうにか勝たせようとする。

 

それでは、子どもは逃げ出すか、

 

逃げ出す勇気がなければ枯れていく。

 

 

 

 

こんな絵本があったんだぁと、

 

親目線で読めて、面白かったです。

 

 

帰りには角野先生の

 

眼鏡ボールペンを買っちゃいました。

 

 

このあと、葛西臨海水族館へ行き、

江戸川の向こうには、

ディズニーランド。

 

魔女の文学館は

決して大きな施設ではないけど、

また行きたいなと思える

素敵なところでした。

 

みなさんも、

よかったらぜひ

体験してみてくださいね。