NHK「どうする家康」、
最終回の録画がまだ見られてない。
先週、松潤演じる家康が、
「戦いは愚かだ。
それを辞められないのは、
人間のどうしようもない性だ」
みたいなことを、
泣きながら言っていた。
戦いをなくすために、戦う。
戦いのない世を後世に残すために、
戦うことでしか生きられない
亡霊たちと共にこの世を去る。
これは、進撃の巨人だ。
エレンも、戦いたくなかったはずだ。
だから、
「戦え、戦え!」
と鏡に映る自分に
言い聞かせていたんだと思う。
家康も、エレンも、戦いのない世を、
大切な人々のためにと願って命をかけた。
それでも、戦争は終わらない。
人を殺してはいけない、
なんて、誰でも知っていることなのに。
やっぱり宮台真司のいうように、
この世は、人間は、
悲しい生き物なのかな。
そう思うと、戦争が起きていない今が、
どれだけ貴重で、ありがたいことか。
「どうする家康」
最終回が楽しみだな。