中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

「松江塾に行きたい!」突然そういった娘。「ママ、今日、歴史のテストがあるんだけど、法隆寺ってどんな人?」娘よ、あと30分で学校行くよ?!松江塾までの道。

爆裂ド派手な松江塾の印象や、

娘に松江塾を紹介するも、「行かない!」

とバッサリだった件は以下のページに。

今回はその続き。

https://momoradix.hatenablog.com/entry/2023/07/23/163322

 

娘は6年生の頃、松江塾ではない塾で

英語を学んでいた。

 

そんなある日、娘が

 

「松江塾に行きたい!」

 

と言ってきた。

 

えっ?

行くの?

お友達グループ大丈夫?

えっ?

なんで?

 

「クラスのお友達で、めちゃくちゃ勉強できる子がいて、松江塾に行ってる。

すごく楽しいって言ってるし、本当に頭いいから、私も行きたい。

中学生になってからだと、学年順位悪かったら入れないっていうから、

急がないと!」

 

ちょっと待って。

それって焦ってるよね?

 

中学になったら入れないかもだから、

って、今、駆け込むの?

 

本当にそれでいいの?

 

私の頭には色んな???が。

 

私が先にお勧めしてた松江塾だけど、

それって違うんじゃない?!

 

即答はできなかった。

 

その頃、娘は社会の「歴史」という学問に出会っていた。

 

うまく飲み込めず、ただただ先生がしゃべり続ける授業に、アレルギー反応を起こしていた。 

 

よく思うのだけど、歴史でも、英語でも、何でも、

その学問とはどういうものなのか、

何を学ぶことができ、何に活かせるのか?

その学問の意味をまずは子どもに伝えて欲しいと思う。

いきなり、

「はい、今日からABCを勉強します」

ではなくて

 

「みなさんは、これから英語を勉強します。

英語というのは、言葉です。

言葉は生きています。

生きているから、日本語と同じように流行りの言葉ができたり、もう使わない言葉が出てきたりします。

地球上に住む人たちの、4人1人くらいが英語を話すことができます。日本語を話す人たちのだいたい13倍です。

英語が話せると、お友達が増えるかもしれないし、音楽や映画の楽しみも増えるかもしれません。

英語を学ぶ、言葉を学ぶ、

ということは、その言葉を使っている人たちの生活や文化、

考え方を知ることに繋がります。

それらを知るために、まずはABCを覚えていきましょう。」

 

この伝え方が一番いいとは思わないけど、

数分で終わるこんな簡単な学問の説明を、 初めてその学問に触れる人には、

大切にして欲しい。

 

子どもに

「どうして英語を勉強してるの?」

と聞いた時

「試験のため、受験のため」

 

ではなく

「英語を知って、英語を話す人たちの生活や文化を知りたいから」

 

と答えて欲しい。

 

その方が、絶対に英語の勉強が楽しくなるから。

 

と私は、自分が中学生の頃から思っている。  

 

娘の社会の先生はきっと

 

「はい、今日から社会は歴史になります。教科書の何ページを開いてください」

 

からスタートしたんだ。

 

娘は

「歴史なんて古いこと、知らなくても困らないもん。私は今を生きてるもんね。」

 

あー、本当に戸惑ってるんだな。

 

どんなことも、割とすんなりこなす娘だったのに、

「今日、歴史のテストがあるけど、全然わからない。ママ、教えて。」

 

って、あと30分で学校行くよ??

 

「ママ、法隆寺って、どんな人?」

 

あー、これは急いで教えなきゃ。

 

娘は本当に「歴史」が掴めない。

それは本人が一番よくわかっている。

 

そこで、娘はこんな作戦に出た。

 

「ママ、お友達に社会の勉強教えてもらえることになったら、公民館のお部屋予約して!」

 

娘は土曜日になると、お友達に公民館で勉強を教えてもらうようになった。

 

そのお友達こそ、

 

「松江塾へ通う頭のいい子」

だった。

 

私は娘が

 

「松江塾に行きたい!」

 

といった時、後半の

 

「中学生になったら、

入れないかもしれない」

 

にばかり引っかかっていて、 

 

前半の

 

「すごく楽しいみたいだし、

お友達は本当に頭がいいんだよ」

 

をスルーしていた。

 

ごめんよ。

 

まずは、私の受け入れ体制が整った。 

 

続きは、また次のページで。