自分の器のキャパを知る。
重荷を背負わない。
生きていく上で、
すごく大切なことだと思う。
中学1年生の娘は、
幼稚園の時から、
自分のキャパを
なんとなくとらえて
判断していた。
3歳からの習い事の他に
色々勧めても
絶対に行かないという。
それは、週に2回の習い事に
お友達と遊ぶ時間
お家でゆっくり過ごす時間
習い事の宿題をする時間
など、自分で自分のスケジュールを把握して
これ以上は無理と結論付けていたからだ。
お友達と遊ぶ約束にしても、
この日までに習い事の宿題を
終わらせなきゃだから、
遊べるのはこの日ね、
と決めていた。
周りのママたちは、
なんてしっかりした子なの!
とよく驚いていた。
私は、娘にはきっと
時間が
整って見えているんだろうな
と思っていた。
器は成長に合せてどんどん大きくなる。
それに合せて
娘のキャパも増え、
習い事も増え、
自分のペースをしっかり掴み、
生きる力をつけていた。
ところが、中学生になると
そうもいかなくなった。
娘は焦っていた。
勉強のこと、
成績のこと、
学校生活のこと。
「中学校はつまらない、
小学校に戻りたい。」
自分のペースが乱れることに
ストレスを感じていたのだと思う。
母親として、娘をしっかり観察していた。
心がポキッと折れてしまわないか。
一緒に過ごせる時間は、
心から落ち着けるように心がけていた。
とはいえ、片付けなさい!
と怒ることは何度も。
過去のブログで
2者面談の時、担任から
「娘は上に立つ力がある」
といわれて
「娘は望んでないかもしれない」
と答えたのは、
私の心配や不安から出たもの。
重荷は背負わなくていい。
そんな娘が
「中学、楽しい!」
というようになった。
またひとつ、器が大きくなり、
キャパが増え、
重荷から何かひとつ、
器へ
受け入れられるようになったのかな。
これを成長というのだろう。
見守る
受け入れる
受け止める
親にできることはそのくらいだ。
娘よ、ママはあなたが大好きだ。