中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

「自分と周りの子が違うということは、いいことではないと思っていたので、自分と周りの子が違くてもいいと考えを改めることができました」

今夜、小学6年生の女の子から、

 

「自分と周りの子が違うということは、いいことではないと思っていたので、自分と周りの子が違くてもいいと考えを改めることができました」

 

とラインをもらいました。

 

 

 

お友達のママとランチして(来月から新しいお仕事スタートなので、今、ダッシュで色んな人に会ってます)

子育ての悩みを聞いて。

 

 

中学校受験を目指して、

週7日塾へ通い、

さらに個別の指導の別の塾にも

夏から行き始めている女の子。

 

普段の塾では高得点が取れるのに、

いざ、ちゃんとしたテストとなると

点が取れない。

しかも、相当下がるらしくて。

でも、返されたテストの間違い問題は、

ひとりでさらっと解けるらしい。

 

 

 

 

プレッシャーかなってママは言ってて。

 

 

そんな話をした帰り道、

ばったりとそのママの娘ちゃんに会って。

 

学校の帰り道。

今から塾へ行くところって。

ランドセル背負って塾行くなんてすごい!

 

お友達が、最近娘ちゃんが反抗期で口をきいてくれないといってたから、

ここは私ががんばらなきゃって、

ちょっと引き留めて。

 

私とその女の子は8年くらいの付き合いがあって、仲良し。

 

私「すごいがんばってるって、

ママから聞いてるよ。」

 

女の子「だって、やらなきゃ

合格できないもん」

 

私「よくそんなにがんばれるね。」

女の子「でも、試験になるとできなくなっちゃうんだ」

 

私「なんでだと思う?」

女の子「うーん・・・先生が急にはじめ!とか、やめ!とか静かな時に言うと、

ドキッとして、落ち着かなくなる」

 

私「あー、うちの娘と一緒だよ。静かな時に言われるとビクってなって、嫌みたい。」

女の子「そっか、娘さんもそうなんだね。」

 

私「うちの娘は、静かだと集中しにくいっていうよ」

女の子「あ!!!それだ!!!」

 

 

お友達ママ「どういうこと?

静かだと集中できないの?」

 

女の子「ガヤガヤしてると、その音を聞きながら、課題に取り組めて、集中できるんだよね」

 

お友達ママ「そんなことあるの?」

 

私「あるよ~!私の娘もテレビがついてたり、音楽流れてる方が集中できるって言ってたよ。

 

この前読んだ本に、面白いこと書いてて。

脳には2種類あって、右と左に分かれてるんだけど、そのふたつをつなぐパイプが太いと天才脳なんだって。

右や左に情報が動いて、脳の回転が速くなるんだって。

普通の人は、片方しか動かないらしくて。

エジソンとかアインシュタインとか、このパイプがめちゃくちゃ太かったらしいよ。

このパイプは6歳までしか育たないんだって。

娘ちゃんは、6歳までにめちゃくちゃ色んな習い事して、頭使ってたでしょ。

だから、右と左がよくつながってるんだよ。

それで、右も左も使わないと力が発揮できないから、

片方しか使わない静かな環境は、集中できにくいんじゃないかな?」

 

女の子「みんなは静かな方が集中できるの?」

 

お友達ママ「ママはそうだよ」

私「私もそうだよ」

 

女の子「そうなんだ」

 

私「娘ちゃん、人と違う脳をしてるから、すごいんだよ!

だけど、多数決で色んな事が決まるから、静かな環境の方がいいって人が多くて、試験は静かに受けなきゃいけないんだよね」

 

女の子「人と違うことって、

いけないことじゃないんだ」

 

私「そうだよ。人と違ってるところ、

娘ちゃんの魅力だよ」

 

このあと、どうしたら、静かな環境でも集中できるか、3人で相談。

 

私の娘は図書館で勉強するようになって、大勢が静かな環境でがんばってると、やる気が出るって言ってたのを思い出し。

 

しばらく立ち話しちゃって、

塾に遅れる前にバイバイしたよ。

 

お友達ママが、すごく喜んでくれて。

 

「久しぶりにちゃんと話ができたよ!

こんなに話したの、いつぶりだろう。

しっかり考えてたんだね。安心したよ!

本当にありがとう!」

 

私も嬉しくなって帰路へ。

 

塾から帰った女の子から、

ラインが届いて。

 

「自分と周りの子が違うということは、いいことではないと思っていたので、自分と周りの子が違くてもいいと考えを改めることができました。塾の友達に静かだと集中できるのかと聞いてみたのですが、やはり、静かな方が集中できると言われてしまいました。」

「でも、合わせるところは合わせるように臨機応変にやっていくことも大事だとわかりました。本番にしっかり実力が発揮できるように私なりに工夫をしていこうと思います。これからも相談に乗っていただけると嬉しいです」

 

あー、なんてかわいいんだろう。

 

こんなに自分の気持ちを

言語化できててすごい。

本当に小学校6年生なの??

 

これまで、自分が人と違うこと、

きっと苦しかったよね。 

 

みんなと同じじゃないのはいいことじゃないって思ってるの、辛かったよね。

 

これからは、人との違いをもっともっと

大切にしてね。

 

私も胸がいっぱいになりました。