『親業』の練習問題で、
子どもの話を能動的、受動的に聞いて、
子どもに共感する、
と学んだのに、やってしまった。
小4の妹が、
土曜日なのに
松江塾の宿題をやっていない。
仕事から帰って、
ライン提出するから貸してというと、
「やってないよ」
えっ?!
妹は、娘のようにはいかない。
私も言い訳は色々できるけど、
宿題は妹が先生から
直接出されているのだから、
自分でやるしかない。
破るなんて言語道断。
「もう、松江塾辞める!
宿題難しすぎる。」
「何いってんの?!
難しかっから、聞けばいいじゃん。
教えるよ。」
(ゴードン博士の12の型→非難)
妹「もう辞めるから
宿題なんてしない。
自分の人生だから、
自分で決めるわ!」
そう叫んで、宿題プリントを破り捨てた。
私「自分の人生なんだから、
松江塾やると決めたのはあなたよね?!
辞めるにしても、
今月いっぱいは辞められないよ。」
(ゴードン博士の12の型→説得)
妹は泣き叫び、
宿題プリントをさらに破る。
私「そんなことしても、
逃げられないよ。
もう赤ちゃんじゃないんだから。」
それ以上、変な反応をしない。
行動の「弱化」
ここで反応しちゃうと、
行動が「強化」されて、
味を占める。
とにかく「弱化」
その間、私はお風呂に入り、
マイペースを保つ。
心の中では妹を応援しつつ。
そうだ、ちょうど、
新しいプリンターが届いていたな。
黙々と設定してると、妹がやってくる。
「手伝ってくれる?」
「いいよ」
プリント第一号は松江塾の今週の宿題。
さっき破いたやつね。
「やらないよ」
「へー、そうなんだ」
私は松江塾から帰っきた娘と、
長男とお茶を飲みながら、
2人の話にうんうん。
2人にも妹を刺激しないようお願い済。
妹「1枚できた」
「すごいじゃん。」
過剰反応せず、
娘や長男とおしゃべりタイム。
妹「全部できた。
どうせやるんだから、
今度は早くやる。」
自分の力で乗り越えようとしてるのね。
『親業』読んでなかったら、
私はイライラして、
あれやこれ言ってたな。
自分が、12の型使ってるな、
と自覚できるだけで、
気持ちをコントロールできるもんだな。
12の型を使わず、最初から
「そっかぁ。宿題したくないんだね~」
と共感するのは、まだ無理だけど、
少しは親として、前に進めてるかな。
いや〜、
体調悪い中、
仕事行って、
帰ってきて、夕食作ってこれって、
本当に「親業」は容赦ない。