明日で仕事納め。
まだ声は枯れているし、
思うようにはいかないけど、
お仕事は楽しい。
20代の先輩。
穏やかで優しく、
人当たりがとてもいい。
若く、真っ直ぐで、
自分の心に正直だ。
どうしても許せないこと、
心に反すること、
があると、器用にはいかない。
私は新人だから、
様子を見ているだけだけど、
結局、どう動けば、
状況的に一番いいのか、
打算的に逆算してしまう。
大人の知恵のようなものかもしれない。
それを持てば、楽になる。
だけど、私も色んな道を通って、
今の場所にいる。
自分の心に正直であること。
私はいつからそれより大切なものが
できたのだろう。
若い先輩の戦う姿を、
心の中で応援してる。
うちの子どもたちも、
いつか通る道なのかな。
そうだ、
私が、自分の心に正直であることより
大切なものがあると思った時、
自分の母には、
こんな知恵、持ってほしくないなと
思った記憶がある。
母は、当時、
とてもピュアで優しく、
世の中は
自分と同じ考えの人たちで溢れている、
と思っていた素敵な心の持ち主だった。
私はそんな母の純粋さが大好きで、
こんな気持ちを持って欲しくないなと
思った。
今思うと変な話だけど、
当時の私は本気でそう思っていた。
私の先輩は、
これからどんな道を進むのかな。
子どもたちも。
書くことで、
こうして急に思い出せることがある。
これもまた、ブログのいいところ。