中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

勝手に神記事宣言、子ども向けバージョンを書いて得られたこと。25年分の思いが真島先生の言葉で涙に変わった話

松江塾の真島先生が、

紹介文を書いてくださった。

 

読みながら、涙が止まらなくなった。

 

 

私はフィリピンから帰国後、

 

お家に泊めてもらって、

 

お友達になったフィリピンの子どもと

 

文通をしていた。

 

大学のお友達に声をかけて、

 

えんぴつやノートを送っていた。

 

 

 

真島先生がいう

 

 

「偶然」

 

 

それだけのことなのに。

 

 

偶然が違っていれば、

 

私がノートを

 

受け取っていたかもしれない。

 

あの子に対する同情でもなく、

 

偽善者の自己満足でもなく、

 

ただ、その事実を受け止めきれずにいた。

 

 

そんな私に、親友は

 

「ノートやえんぴつを送るのは

 

やめた方がいい。」

 

といった。

 

いつまで続けられるかわからないものを、

 

頼りにさせてはいけないと。

 

 

私は何度もその言葉と向き合った。

 

それでも、今、

 

このノートとペンがなくては

 

勉強できない子がいる、

 

それは、あの子たちだ、

 

私を泊めてくれて、

 

一緒に新聞紙でカブトを折って、

 

フィリピン料理を教えてくれたママの

 

子どもたちだ。

 

 

そう思うと、送るのを辞めることは

 

できなかった。

 

 

今でもそれがよかったのか、

 

たまに思い出すことがある。

 

 

真島先生の紹介文を読んで、

 

私は

 

自分の置かれた恵まれた「偶然」に

 

正面から感謝することを恐れていた

 

 

と気づくことができた。

 

私だけ恵まれてていいのか、

 

そんな後ろめたさを感じていたのだと

 

気づくことができた。

 

 

もう25年も前のことなのに、

 

こうして、ひとりの言葉によって

 

私はようやく受け止めることができた。

 

やっぱり言語化ってすごい。

 

あの時の私に伝えてあげたい。

 

でも、悩んできたことにも

 

 

意味はあったかな。

 

今、日本に生まれて、

 

安全な環境で勉強することができること、

 

思いっきり感謝できる心を、

 

私が子どもに伝えていかなきゃ。