中1松江塾ママブロガーmomoの基数

娘の成長が、早すぎて見えなくて。言語化することで、なんとか掴まえようと、デジタル母子手帳始めました。

松江塾の齋藤先生「人は満たされていないものに価値を感じる。」について考えてみた

親は、自分が子供の頃に

 

叶わなかった思いを、 

 

自分の子どもで解決しようと 

 

していないか。

 

 

 

娘と妹が観ていたドラマ

 

「一番好きな花」の中で

 

こんなシーンがあった。

 

母「お母さんは小さい頃、

兄のおもちゃや洋服のおさがりを

着さされて。

だから、あなたには女の子らしい物を

あげたくて。」

 

娘「私はそう言われたら、お母さんに何も言えなくなって。」

 

親の思いを理解しているから、

 

子どもは何も言えなくなってしまった。

 

それでも、26歳の大人になった子どもに、まだ女の子らしさを求めるから、

 

 

娘「お母さんは私を産んだだけ!

 

お人形の私で遊んでるだけ!」

 

と言われてしまう。

 

 

ドラマは女の子目線で展開されている

 

けれど、

 

この時の親の気持ちって。

 

 

よかれと思って、大好きな娘のために、

 

かわいい服を着せ、

 

女の子らしいおもちゃで遊ばせ、

 

精一杯育ててきたはずなのに。

 

 

それなのに、

 

産んだだけ、遊んでいるだけ、

 

と言われてしまうなんて。

 

 

 

松江塾の斎藤先生が以前ブログに

 

書いていらして。

 

 

 

人は満たされていないものに

 

価値を感じる。

 

 

それは、今現在、の不満足に限らず、

 

 

過去における不満足も、

 

 

今の自分に大きな影響を及ぼす。

 

もしかすると、過去の不満足の方が、

 

影響が大きいのかもしれない。

 

 

子育てにおいては、過去の不満足を

 

目の前の子どもで叶えようとする、

 

なんてことが起こりやすい気がする。

 

 

目の前の子どもが

 

自分のような不満足を感じるか、

 

確認もしていないのに。

 

 

 

引っ込み思案のお母さんが、

 

自分が小さい頃から困っている経験を

 

重ねていて、

 

自分の子どもには同じ思いを

 

させたくないから、

 

 

「もっと、積極的に声かけてごらんよ」

 

 

と子どもにいう。

 

いわれた子どもはがんばろうと思うけど、

 

お母さんの子どもだから、

 

引っ込み思案を受け継いでる

 

可能性もある。

 

がんばっても、

 

なかなか声がかけられない。

 

お母さんは、子どもにますます声がけ

 

するようになる。

 

 

 

子どもの心は傷ついていく。

 

 

 

 

せっかく子どもには苦労させたくないと、

 

親としての思いなのに。

 

 

 

自分の不満足を、

 

子どもで叶えては

 

いけないのだと思う。